地球の資源は限りがあります |
ごみを減らしていく取り組みのことを、英語の頭文字をとって「3R」(スリーアール)といいます。この取り組みは資源の節約がねらいです。みなさんも良く知っていますね。
みなさんは毎日「3R」の実践をしていると思います。ものづくりをしている工場の人も取り組んでいます。日本以外の国でも盛んです。地球の資源には限りがありますからみんなで取り組む必要がありますね。未来はさらに求められることになるかもしれません。
「未来のごみ箱」を描こうしたとき、絵にどんなごみを描こうかかと考えると思いますが、「3R」を考えながら、描こうとする主題や背景などを決めていきましょう。
「3R」の実践をおさらいしてみましょう。
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リデュース |
おもちゃを修理して使う、不要なおまけはもらわない、壊れにくい長く使えるものを選ぶ、物はていねいに使い道具は使うたび手入れをする、詰め替えができるシャンプーを選ぶ、レジ袋をもらわない、出かけるときはマイ水筒を使う、食品の買いだめをしない、修理窓口が充実した会社の製品を選ぶ、食べ残しをしない、贈り物のラッピングはほどほどにする、カップ食品やボトル飲料、コンビニ弁当の買う回数を減らす、ふきんやハンカチを使いティッシュを節約する、食品の作り置きや食べ残しはラップを使わず保存容器を使う |
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リユース |
おもちゃを友達と交換して使う、以前兄や姉が着ていた洋服を着る、将来フリーマーケットで手放すことを考えて、人気が落ちにくいものを選んで買う、本や学用品、ゲームソフト、洋服は喜ばれるうちに人に譲る、電気製品の元箱や説明書、リサイクル票などを大切に保管する |
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リサイクル |
ごみを分別して捨てる、食品袋、容器殻は汚れをゆすいでから捨てる |
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3Rを意識した作品例 |
3Rの取り組みを意識した作品を紹介します。
問題意識 ① 問題・課題 をもとに、
メインに描かれた ② 題材・主題 モチーフ によって、
3Rの取り組みをした「未来の様子」が描かれています。
参考にしてください。
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◆ 指導者・保護者の皆様へ
教材として活用いただくために「ダウンロードボタン」を用意しました。画像をPCに保存してプロジェクターに映し出したり、印刷することができます。印刷するときはサイズをA3で出力するとほぼ原画と同じになります。
「未来のごみ箱」のねらい
「未来のごみ箱」は「地球の資源やエネルギーの節約」に貢献するための意識の啓蒙、それらの学習機会を提供することをねらいとしています。
低学年では「楽な掃除や校内、街等の環境美化」に目が向いてしまうのも止むを得ませんが、応募作品を見ると低学年でも「ねらい」に応えてくれています。
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